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NYLON100°C観劇♪ 

――「神様とその他の変種」観劇――

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劇団 NYLON100°C  33rd SESSION
4月17日~5月17日・・・・下北沢本多劇場
(その他、名古屋・大阪・広島・北九州にて公演)
作:演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ


題名を聞いた時、とっさに「嘘だ」と思った。

嘘、と言うのはKENSUKEさんから聞いていたケラさんの噂からである。
こんな文学的な、観念的な、宗教的な題名は、ケラさんの『すごく下らない芝居を書く』という噂からは信じがたいものがあった。
絶対に下らないに決まっている。
コントに近い、軽い娯楽だろう、そう思いながら私は本多劇場の席に着いたのだ。

この考えは芝居後、半分は誤解、半分は正解となって私の心を満たすことになる。

人の「信じる心」と「裏切られる世界」をテーマとしたストーリーだった。
人は何かを信じて祈るが、裏切られたとしても生きていける、というメッセージがあったと思う。
こう言いきってしまうと、「ありがち」に聞こえるかも知れない。でも、そう、この芝居の凄いのはある意味「ありがち」であったことなのだ。
文学的で真剣な芝居は、たいていがシュールで、「わかる人だけ分かればいい」というような臭いを感じてしまう。
しかし、ケラさんは自己主張を持ちつつ、一般にもわかりやすく、無理のない芝居を作っていたのだ。

たとえば、この芝居の鍵となるおばあちゃんの台詞に「お前は、世界が崩れた時に悲しむ余裕があるのかい?」という問いかけがある。
観客は思わず考えさせられてしまうだろう。
しかし、この人物は観客を考えさせることばかり言う人物としては描かれていないのだ。
結局死んでしまうおばあちゃん・・・・どうしても言い残しておきたかった言葉を思いだせない挙句、「今夜もカレーかい!?」という、どうでもいい言葉にして自分の役を終えてしまう。
キャラクター一人ひとりが、はっきりしているが固定されていない設定であるところも魅力だった。
受け入れやすさ、はここにもあるのだろう。

そしてサプライズはカーテンコールで起きた。
ケラさんが挨拶で出てきたと思ったら、「オープニングをやりなおします」とのこと。

初めて芝居を見た観客は気付かなかったが、オープニングでの音楽が出なくなっていたらしい。
いくら下らないことをやっていても真剣である。 自分たちも納得のいく100%を見て欲しい!
と、言う演出家の誠意を感じた。

初めてのケラリーノサンドロヴィッチ。
私は今後、このヘンテコな名前のおじさんの作品を見続けたいと思う。
(by Guuchan)
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